神戸製鋼と米USスチール、米国の自動車向け鋼板で増産投資

 神戸製鋼所と米製鉄大手のUSスチールは26日、米国で自動車用の超高張力鋼板(超ハイテン)の生産能力を強化するために設備投資すると発表した。両社が折半出資しているプロテック・コーティング(オハイオ州リープシック市)が約4億ドル(約440億円)を借り入れて、連続溶融亜鉛めっき設備(GCL)を増設。2019年7月の稼働を目指す。

 燃費規制の強化で自動車を軽量化する需要が高まるとみられ、超ハイテンの需要も増加が見込まれる。通常はボディーの骨格部品として超ハイテンを使用するが、今後は高強度化に加えて超ハイテンを使用する部品を増やすために加工しやすくすることが求められる。新設備の投入で、そうした需要に対応した商品の開発を目指す。新施設はプロテック社にとって3基目のGCLになる。

 プロテック社は1990年に神戸製鋼とUSスチールが設立。93年に最初のGCLを稼働した。神戸製鋼は北米ではプロテック社、中国では鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板(遼寧省鞍山市)、日本では加古川工場(加古川市)と世界3カ所で自動車用のハイテンを生産している。

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