神戸の観光、かじ取り役「神戸観光局」発足へ 会長にアシックス尾山氏 

20170921尾山基氏

 神戸市は20日、外郭団体である神戸国際観光コンベンション協会(神戸市中央区)を改組し、年内にも「神戸観光局」(英文名称 Kobe Tourism Bureau)を発足させると発表した。神戸観光局は国土交通省が設立を進めているDMO(観光地経営組織)として、周辺地域も含めた神戸観光のかじ取り役を担う。会長にはアシックスの尾山基会長兼社長(写真=神戸市の発表資料より)が就く。

 神戸市は昨年8月、有識者による神戸DMO検討委員会(委員長・加藤恵正・兵庫県立大学教授)を設置。今年3月に提出を受けた検討委員会の報告書をもとに、観光部門の業務の神戸国際観光コンベンション協会に一部移管するなど、DMO開設への準備を進めていた。このほど尾山氏の会長就任と神戸観光局の名称について、関係者の間で合意したという。

 久元喜造市長は20日の定例記者会見で、会長人事について「尾山氏を会長にすべきという(関係者の)意見が圧倒的だ」と説明した。ラグビーワールドカップ(W杯)を日本で開催する2019年以降、東京五輪など国内でスポーツの国際大会が相次ぐ中で、尾山氏が最適任との見方が多いという。ただ、尾山氏が観光局にどの程度勤務するか、尾山氏への報酬の有無や水準などは決定していないという。

 久元氏は「組織を作ること自体が目的ではなく、神戸観光局の設置で神戸に観光客を誘致し、いかに経済を活性化させるかがたいへん大事」と話した。従来の取り組みに加え、マーケティングに基づく観光戦略の立案や、一層の公民連携なども進める。

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