兵庫県の17年度補正予算案、総額124億円 防災対策に87億円など

20170918兵庫県17年度補正予算案概要

 兵庫県が15日に発表した2017年度補正予算案は、総額124億円のうち防災対策に87億円を充てる。橋の耐震化やのり面の強化など道路の防災対策と河川の護岸補強による地震対策など土木工事で50億円を占める。このほか子育て支援や、県政150年記念行事などにも予算を追加する。財源のうち117億円は県の借金である地方債を起債する計画だ。補正予算案は22日に開幕する県議会の定例会に提出する。

 道路の防災事業では播磨大橋(播磨町)の耐震化や養父宍粟線(養父市・宍粟市)の防災対策など43カ所、河川の地震対策は庄下川など6カ所を予定する。このほか豊岡市城崎町など治山ダム32カ所、西宮市上山口地区など砂防ダム9カ所の予算も追加計上。2018年の当初予算に向けたダムの前倒し着工カ所数は41カ所とした。

 このほか県立施設のトイレ改修に29億円を計上。保育所の家賃補助などに子育て支援に2400万円、在宅介護緊急対策事業に1100万円を計上。一方で県政150年記念事業については「あわじ花さじき」リニューアルの伴う周辺整備など2億3000万円などを計上する。

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