アシックス、専門性の高い店舗を強化 陸上競技専門、訪日客向けなど

20170914表参道NIPPON MADE

 アシックスの国内販社であるアシックスジャパンは、専門性の高い店舗を強化する。10月から東京都と千葉県で陸上競技専門の店舗内店舗を開設、西宮市にはアウトドアブランド「ホグロフス」で国内5店舗目の直営店を14日にオープンした。訪日客向けには「オニツカタイガー」ブランドの日本製にこだわった製品の専門店(イメージ図=アシックスジャパンの発表資料より)を開く。顧客の志向に合わせた店舗展開(マーケット・セグメンテーション)の強化で、さらなるブランド浸透や競争力の向上をねらうとみられる。

 陸上競技専門の店舗内店舗は、ビーアンドディー(東京都豊島区)が運営するスポーツ専門店「B&D」に開設する。トップ選手や部活動向けの短距離用スパイクシューズやマラソンシューズ、種目別の専用シューズに加え、通気性など機能性の高いウエアやアクセサリー類を扱う。まず10月1日に町田店、同5日に津田沼店、同6日に立川店でそれぞれオープンする。

 ホグロフスの直営店は阪急西宮北口駅に接続する商業施設「阪急西宮ガーデンズ」3階北モールで開店。本格的な登山に対応した高機能の登山用具から、街歩きなどに普段使いもできるデザインのコートやジャケット、バックパックなどをそろえた。

 「オニツカタイガー表参道NIPPON MADE」は、国内外からの観光客でにぎわう表参道ヒルズの裏手にあるオニツカタイガーの国内最大店舗「オニツカタイガー表参道」に隣接。29日にオープンする予定だ。同ブランドで2008年から展開する「NIPPON MADE」シリーズを集めた。上質の革と職人の緻密な仕事が味わえる、オニツカタイガーの最上位モデルを入手できるのが特徴だ。

 不振が続いた国内事業は2015年に19年ぶりになる希望退職者の募集を迫られるなど、事業構造改革を進めている。2017年3月期の国内事業は大幅増益だったが、引き続きコスト構造のスリム化が必要だ。一方で成熟市場である国内では、より付加価値の高い製品の販売で収益の拡大をねらい、全体として採算の改善をめざしているようだ。

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