JR西日本、「昼間特割きっぷ」の販売打ち切りへ 来年9月まで

 JR西日本は、前払いすることで通常の乗車券よりも割安な料金で列車に乗れる「昼間特割きっぷ」の販売を2018年9月末で打ち切ると発表した。これまで販売期間は随時延長されてきた。今回も17年12月までだった販売予定を9カ月間延長したが、「2018年10月1日以降に販売を延長する計画はありません」としている。18年9月末に販売する分は、同年12月29日まで使える。

 昼間特割きっぷは6枚つづりで販売する回数券タイプの乗車券。京阪神のターミナル駅と周辺駅を結ぶ区間で設定され、「大阪駅〜三ノ宮駅・元町駅」の料金は1620円。1枚あたり270円になり、普通運賃の410円に比べ3割強も安くなっている。有効期間は3カ月で平日の昼間時間帯と、土日祝のみ使える。私鉄との競争が激しい京阪神で、対抗策として国鉄時代に販売を始めた。

 ただ、金券ショップで安い切符としてバラ売りされるケースも増えていた。さらに紙の券面が存在するため、割安な料金で利用したい乗客にとっては「ICOCA」などの電子マネー付IC乗車券を利用しない理由にもなっていた。JR西日本はコスト抑制などで料金の値上げを抑えてきた経緯もあり、私鉄との競争力を一定程度は確保したと判断し、販売の打ち切りを決めたとみられる。

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