神鋼環境、ベトナムで服飾工場向け排水処理設備を受注 12月完成

 神鋼環境ソリューションはベトナムで、服飾大手のベトナム・ガーメンツ・マニュファクチュアリング(VGM)の服飾工場向け排水処理設備を受注したと発表した。繊維染色の工程に伴って発生する染料などが混ざった排水を処理し、環境への負荷を抑える施設を提供。12月にも完成を予定する。受注額は明らかにしていない。

 ビンフック省バーティエン第2工業団地にある服飾工場に設備を導入する。生育のために酸素を必要としない嫌気性細菌を活用した嫌気性処理の一種「上向流嫌気性スラッジブランケット」を活用。高負荷排水を処理できるようにする。ベトナム国内での環境意識の高まりを受けて、環境負荷が大きい繊維染色産業への厳しい視線にも対応する。

 神鋼環境は2013〜15年に日本の環境省に補助を受け、繊維染色排水の最適化に関する調査と実証実験を実施。繊維染色排水の水質や処理方法についてノウハウを積み重ねていた。加えて、09年にベトナム事務所を開設、10年に現地法人化して以来、鉄鋼やメッキ、食品、製薬など幅広い業種の排水処理施設を提供して実績も増えていた。これらのことで、今回の受注につながったとしている。

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