ネスレ日本、韓国に海外初の日本製キットカット専門店 10月26日オープン

20170905ネスレ下期事業戦略

 ネスレ日本は5日に開催した2017年下期の事業戦略説明会で、日本製キットカットの専門店を韓国・ソウルに開店すると発表した。ネスレ日本が自ら海外出店するのは初めて。世界共通ブランド「キットカット」を使って日本だけで展開しているチョコレート製品を、海外でも本格的に販売する第1歩になる。今後、数年以内に東アジアの全地域で店舗展開する計画だ。

 ソウルの店舗「キットカット・フラグシップ・韓国ソウル店」は、ソウル最大規模の百貨店である「新世界江南店」の地下1階食品売り場内に出店。オープンは10月26日の予定だ。高速バスターミナルに隣接しており、幅広い層の利用が期待できる。キットカットは訪日外国人観光客の間で日本みやげとして定着したことから、高まった知名度を海外展開にも生かす。

 ソウルの店舗で販売する製品は日本独自で展開する17種類を予定する。著名パティシエ(洋菓子職人)の高木康政氏が監修した高級感のある製品群のほか、「日本酒」「北海道メロン・マスカルポーネチーズ」「宇治抹茶」など日本ならではの味のキットカットが店頭に並ぶ。製品は8月に新しくチョコレート工場が完成した姫路工場(姫路市)で製造する。

 高岡浩三社長兼最高経営責任者(CEO、写真=ネスレのホームページより)が説明した。キットカットの韓国出店のほか、抹茶製品の品ぞろえ拡充、話しかけるとコーヒーを入れられるタブレットとセットのコーヒーマシン「ネスカフェコネクト」なども同時に発表した。

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