三菱重工、大型冷凍機の拠点を高砂から神戸に 開発はEビル7階で

 三菱重工業は4日、傘下の三菱重工サーマルシステムズ(東京都港区)で手がける大型冷凍機事業の製造拠点を高砂製作所(高砂市)から神戸造船所(神戸市兵庫区)の敷地内に移し、「神戸製作所」として同日から稼働したと発表した。開発やアフターサービスの拠点は、3月に完成して総合研究所も入居する「Eビル」の7階に入る。近い分野の他の事業との連携を強化し、国際競争力を高めるのがねらいという。

20170904三菱重ターボ冷凍機

 大型冷凍機で主力のターボ冷凍機(写真=三菱重の発表資料より)は国内外で需要が伸びている。特に国内では省エネ性能が高く、小さな冷媒で環境負荷のかからない機種が更新需要を集める。一方、海外でも市場が拡大しており、海外向け製品の品ぞろえ拡充に向けて製品開発も急いでいるという。同事業が所属する事業分野「インダストリー&社会基盤ドメイン」の主力事業が集まる神戸に拠点を移すことで、製品の競争力向上などを目指す。

 新たな神戸製作所では組み立て、動力、試運転の各専門棟で構成。最新鋭の試運転装置を導入し、小型から大型まで幅広い製品の試運転ができる。同社の高効率ターボ冷凍機は既に3000台の受注実績がある。今後の生産は神戸製作所と海外拠点を活用し、製品を世界に販売する計画だ。

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