21年12月の神戸市消費者物価、1年3カ月ぶり上昇 エネルギー価格上昇で

20220121消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が発表した2021年12月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.2%上昇の99.5になった。20年9月以来1年3カ月ぶりに前年同月比で上昇した。「電気代」「ガス代」に加え、灯油代を含む「他の光熱」も上昇とエネルギー価格が軒並み高。生鮮食品およびエネルギーを除く総合の指数は0.7%下落の98.9だった。

 前年同月に国の宿泊割引「Go To トラベル」があった宿泊費を含む「教養娯楽サービス」は7.2%上昇した。半面、大手の携帯電話会社の格安サービスが21年春に始まったことから「通信」が34.1%下落と大幅な下落が続いた。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に上昇した「光熱・水道」のほか「被服および履物」「教養娯楽」「諸雑費」「生鮮食品を除く食料」が上昇。一方、「住居」「家具・家事用品」「保健医療」「交通・通信」「教育」が下落した。

 全国統計では、総務省が発表した21年12月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は100.0と前年同月に比べ0.5%上昇した。前月比(季節調整値)では0.1%上昇した。

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