神栄の4〜6月期、最終黒字8200万円を確保 売上原価の圧縮など寄与

20170814神栄決算グラフ

 神栄が14日に発表した2017年4〜6月期の連結決算は、最終損益が8200万円の黒字(前年同期は1億5400万円の赤字)だった。電子部品関連の利益が大幅に増加したほか、前年同期はほとんど利益が出ていなかった繊維関連で2100万円の利益を確保するなど、全社的なコスト削減などで全般的に採算が改善したのが寄与した。

 売上高は微増の108億円、営業利益は2.4倍の2億6500万円になった。中国や韓国向けの空気清浄機に使うホコリセンサーが大幅に伸びたことなどで電子関連の利益が伸びた。一方で、前年同期に利益がほとんど出ていなかった繊維関連でも、2100万円の利益を確保した。食品ではナッツ類、物資ではテレビショッピング向けに大口納入した生活用品分野が大きく伸びたという。

 18年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は前期比2.2倍の3億円を見込む。年間配当計画も年3〜5円の予定を維持した。

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