トリドールの4〜6月期、純利益53%増 積極出店の継続で増収

20170810トリドール決算グラフ

 トリドールが10日発表した2017年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比53%増の16億円になった。国内外での積極出店を継続し、増収効果で販管費の伸びなどを吸収した。国内外の店舗数は直営店以外も合算すると6月末時点で1250店舗と、3月末に比べて39店舗増加した。さらに低金利などを背景に金融費用の圧縮も寄与した。

 売上高に相当する売上収益は12%増の271億円、営業利益は8%増の21億円だった。国内では4〜6月期に主力のセルフうどん店「丸亀製麺」7店舗を新規出店、1店舗を撤退したほか、カツ丼・トンテキの「豚屋とん一」5店舗などを新規出店。海外では33店舗を出店し、9店舗を閉店した。

 18年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比1%増の57億円を見込む。期末に26円50銭とする配当計画も維持した。

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