4〜6月期決算、石光商事は最終赤字1900万円 増田粉は増益を確保
- 2017/08/09
- 22:23
石光商事が9日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1900万円の赤字(前年同期は1700万円の黒字)になった。競争激化によって冷凍農産品や濃縮果汁などが苦戦して減収になったうえ、物流体制の再構築に向けた一過性のコストに加え、夏商戦に備えた在庫の積み増しによる物流コストの増加などが響いた。売上高は1%減の93億円、営業損益は200万円の赤字(前年同期は1400万円の黒字)だった。18年3月期の連結業績予想は据え置き。
増田製粉所の2017年4〜6月期は連結純利益が前年同期比18%増の1億800万円だった。国が輸入して製粉会社に売り渡す小麦価格が引き上げられたのを受け、販売競争が激化。ただ生産性向上やコスト削減などで吸収し、営業利益の段階から増益を確保した。売上高は6%減の23億円になった。
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