関西広域連合、スタートアップの玄関サイトを設置 構成の府県市が更新

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【神戸経済ニュース】関西広域連合は関西のスタートアップに関する情報発信のポータル(玄関)サイトを新たに設置した。他の地域にはない関西ならではのスタートアップの魅力や将来性を、国内外に発信し、さらなるスタートアップ企業、人材・労働力、投資家といった経済的な資源の集積をめざす。このほど作成した「関西スタートアップ・エコシステム情報発信事業」の情報発信戦略の一環だ。ロゴマーク(図=関西広域連合提供)も作成し、KANSAIをスタートアップが盛んな地域として定着をねらう。

 関西広域連合はポータルサイトとしてプラットフォーム(基盤)を提供。コンテンツ(内容)は構成する府県や政令市が更新する。年度内は各府県市の担当者や、研究機関・大学などにサイトの周知、使い方の説明などを実施し、本格的な情報の更新は2022年度からを予定する。掲載する情報はイベント情報、大学・研究機関などの動き、スタートアップ向け施設などの情報や、半期ごとのスタートアップの現状などを解説する「まとめ記事」などを想定。同時に有力スタートアップ企業のデーターベースも整備する。

 情報発信戦略では、関西を日本有数の研究開発型スタートアップの地「ディープテックバレー"KANSAI"」をブランドとして確立させることをめざす。その一環として、米調査会社スタートアップゲノムが毎年発表する「グローバル・スタートアップ・エコシステム・ランキング」でKANSAIとして2024年までに30位入りをねらう。21年に9位に浮上した東京に続いて評価を高めたい考えだ。さらなるスタートアップの集積で大企業も生まれ、関西の経済活性化や、持続的な関西の経済成長につなげる。

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